技術情報
「わかりやすいMRI解説シリーズ その4 ~MRI撮像シミュレーター~」

MRIの複雑な撮像パラメータ設定は相互に影響し合い、単独での変更が難しい。このため、適切な撮像条件の設定をわかりにくくしている。
今回は簡単な撮像シミュレーターを使用して、この撮像パラメータの特性を理解したいと思う。
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ご好評いただいておりました技術情報誌「MEDIX」は、デジタル配信(DX)による「MEDIX Focus」として生まれ変わり、スマートフォンやタブレット、パソコンなどでお気軽に閲覧いただけるようになりました。
MEDIX Focusは、富士フイルムヘルスケアの技術情報・研究論文や、お客さまによる使用事例などの情報を提供してまいります。
MRIの複雑な撮像パラメータ設定は相互に影響し合い、単独での変更が難しい。このため、適切な撮像条件の設定をわかりにくくしている。
今回は簡単な撮像シミュレーターを使用して、この撮像パラメータの特性を理解したいと思う。
2022年12月、福井県済生会病院にデジタルX線透視撮影システム「CUREVISTA Apex」を導入頂きました。更新前の装置は、泌尿器科専用機であったため、泌尿器科の手技にも対応できる多目的なX線透視撮影システムを選定する際のポイントやご使用頂いた感想を、診療放射線技師の皆さまに伺いました。
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医療法人誠仁会千綿病院は、長崎県長崎市矢上町に位置し、「思いやりを 愛を 感謝を。人を大切にする病院」という病院理念の下、地域完結型医療の一翼を担うべく、近隣の医療機関、介護施設とも連携を図り、日々東長崎の地域医療に取り組んでいます。
今回は、昨年導入されたSCENARIA Viewについて、診療技術部放射線室の松尾技師長にお話を伺いました。
「わかりやすいMRI解説シリーズその1 MRI画像のコントラスト」で紹介した時間パラメータTR、TEと、その2「MRI画像の再構成手法」で解説した2DFT画像再構成手法をまとめるもの、それがMRIのパルスシーケンスである。
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日野みんなの診療所は、「こんな診療所があったからこの地域に住んでいてよかった。来るだけで、相談できるだけで、安心できる」をビジョンにおいて、夜間の診療や往診まで対応する地域の総合診療所として重要な役割を担っています。
院内は、ビジョンの通り、スタッフのあたたかい雰囲気と、患者さんファーストで工夫された院内設備の数々により、居心地の良い空間が創られています。
今回は、診療所のコンセプトと開院当初から運用されている64列128slice CT Supria Opticaについて、土方利之院長と、中山技師にお話を聞きました。
富士フイルム株式会社は1986年にレンズ付きフイルム「写ルンです」を発売し、フイルムは現像作業が必要なことから、資源回収のリサイクルスキームを実現しました。
現在ではエコロジーやサステナブルの観点からリサイクルは企業が取り組むべき重要課題の一つとなっています。
当社においても、永久磁石オープンMRIに使用されているレアアースを含むネオジム磁石をリサイクルするスキームを以前から実践しています。
今回は、このリサイクルにおけるパートナー企業である東京都江東区にある東京エコリサイクル株式会社を訪ね、川上氏(取締役CSO)、伊藤氏(事業主管)、横山氏(事業主管)の三人にお話を聞きました。
64列CT装置における冠動脈CT検査の課題として、「心拍があがるにつれ成功率が下がること」が挙げられる。本研究では最新のモーションアーチファクト補正技術であるCardio StillShot(以下、CSS)について、冠動脈ファントムおよび臨床データを用いて補正効果を明らかにする。はじめに冠動脈ファントムを用いてハーフ再構成CSS ON/OFFの画像を作成し、視覚および円形度の比較を行った。次に冠動脈CT検査で得られた各心拍群のデータから、セグメント再構成CSS OFF、ハーフ再構成CSS ON/OFFを再構成し、冠動脈三枝のCPR画像を用いて、2人の循環器科医による視覚評価を行った。その結果、CSSの使用により低心拍だけでなくHR:60-69 bpm、HR:70 bpm以上の症例においても有用性が期待される結果となった。
詳細はこちら富士フイルムヘルスケア株式会社は、2022年10月にARIETTA 850 DeepInsightにAI技術を活用したeScreening機能を搭載した。eScreeningは乳房超音波検査における検査者の負担軽減を目的として、周囲と輝度の特徴が異なる領域をリアルタイムに超音波画像上で強調する。本機能の開発コンセプトに対する妥当性と課題について分析したので報告する。
詳細はこちらMRIの撮像時間の短縮は、患者の負担軽減、検査スループットの向上において非常に重要である。MRIの高速撮像法であるパラレルイメージングにより撮像時間を短縮することが可能である一方で、空間的に不均一なノイズが発生する課題がある。そこで、この空間的な不均一ノイズを低減するために逐次再構成法「IP (Iterative Process)-RAPID」を開発した。また、逐次再構成法を適用後に残存するノイズを深層学習再構成法「DLR (Deep Learning Reconstruction)」により低減する方法を開発した。IP-RAPIDとDLRを組み合わせたデノイズを用いることで、さまざまな部位の撮像時間を短縮することが可能となる。本稿では、デノイズの特長と画像適用例を紹介する。
詳細はこちらMRIの基本原理の解説を行う本シリーズ2回目の今回は、MRIの難解な画像再構成手法について説明してみたい。
詳細はこちら富士フイルムヘルスケア株式会社は、2023年4月にDeepInsightシリーズの第3弾としてARIETTA 750 DeepInsightを発売した。ARIETTA 750 DeepInsightは、プレミアムモデルのARIETTA 850 DeepInsightに搭載しているDeepInsight技術をはじめとする高画質化技術を継承し、臨床領域におけるさまざまなニーズに柔軟に対応することが可能なハイエンドモデルの超音波診断装置である。本稿では、ARIETTA 750 DeepInsightの高画質化技術とアプリケーションについて説明する。
詳細はこちら超音波診断装置は、前立腺の観察や生検ガイドとして広く使われており、当社の超音波診断装置ARIETTAシリーズでは、前立腺がんの検査に必要な機能が搭載されている。今回、普及機クラスであるARIETTA 65に対して、前立腺フュージョン機能、新規プローブおよびソフトウェア表示機能を開発したため紹介する。
詳細はこちら刈谷豊田総合病院は地域の中核病院として、保健・医療・福祉分野で温かい思いを込めた質の高いサービスを提供する急性期病院です。今回、AI技術を活用して開発した「DeepInsight技術」を搭載したARIETTA 850 DeepInsightを放射線技術科 超音波室に導入いただきました。乳腺エコーの新たなツールとして追加された「eScreening」の使用感、そして今後の超音波検査をはじめとする画像診断のめざす姿について放射線技術科の方々にお話を伺いました。
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今回からシリーズでMRIの基本原理の解説を行っていきたい。
第1回はMRIで重要な画像のコントラストについて説明する。
富士フイルムヘルスケア株式会社製骨密度測定装置ALPHYS LFにて、少数例ではあるがボランティアにおいて装置の最小有意変化(least significant
changer:LSC)を測定し装置の高い精度を確認した。また、今装置より搭載された大腿部近位における除脂肪・脂肪量の測定が現行で行っていたCT装置の除脂肪量・脂肪量の測定と比較し、測定値の妥当性と有用性を評価し相関性を確認した。
CT検査は高額な費用と放射線被ばくなどの問題もあるため、腰椎・大腿骨の骨密度検査から筋量の指標を同時に測定できれば、患者への負担も少ない簡便なサルコペニア評価法などとしての有用性が期待できる。
医療法人七徳会大井病院は、姶良市加治木町に位置し、「姶良の地域医療にチームで取り組む」という使命のもと、 24時間体制の救急車受け入れなど、地域の中核的な役割を担っています。 今回、2022年8月に導入された64ch/128SliceMDCTについて、CTをメインで担当されている、愛下主任技師、副島技師にお話を伺いました。
詳細はこちら2021年3月、山形県内陸南部に位置する置賜地域の高度・救命医療を担う置賜広域病院企業団 公立置賜総合病院に富士フイルムヘルスケア株式会社製(旧:(株)日立製作所)のデジタルX線透視撮影システム「CUREVISTA Open」を導入いただきました。導入から約1年半が経過した時点での評価、施設の取り組みについて放射線部の竹田亜由美技師、中田裕子技師に伺いました。
詳細はこちら心エコー検査において、Global Longitudinal Strain(GLS)の計測は、ルーチン検査の一部として取り入れられつつあり、高い計測精度と簡便なワークフローが求められている。当社では、GLSを含むストレインや容積を計測するアプリケーションとして、2D Tissue Trackingソフトウェアを提供している。新しく、トラッキングアルゴリズムの改善と、AI技術※を活用した自動化機能をLISENDO 880LE/ARIETTA 850シリーズ/ARIETTA 750シリ―ズに搭載し、より日常臨床への適用を容易にした。本稿では、これらの技術と性能について述べる。
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MRIの検査は放射線被ばくが無いという利点はありますが、狭い検査空間で長時間動けずに、必ずしも被検者にやさしい検査とは言えません。特に狭いところが苦手な被検者にとっては苦痛な検査環境となっています。
そこで、検査空間の天井に映像を投影することで、検査環境を改善するシステム「Smart Theatre*」が登場しました。
今回は、この「Smart Theatre」を開発、販売する東京都、銀座にある株式会社総合企画社を訪ね、三瓶氏(代表取締役)、飯森氏(技術担当)のお二人にお話を聞きました。
浅ノ川総合病院は医療法人社団浅ノ川グループの中核病院として地域に根ざした診療に日々取り組んでいる急性期病院です。
今回、AI技術を活用して開発した「DeepInsight技術」を搭載したARIETTA 850 DeepInsightが超音波センターにご導入されましたので、診療における活用や効果、さらには将来展望について、病院長兼超音波センター長の荒木先生ならびに元地技師、荒木技師からお話を伺いました。
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富士フイルムヘルスケア社製CT/MRI専用の3D画像解析システムSYNAPSE VINCENT Coreが発売されました。SYNAPSE VINCENT Coreは、富士フイルムのメディカルAI技術ブランドREiLIによる深層学習(Deep
Learning)によってバージョンアップした多彩なアプリケーションに加え、富士フイルム株式会社と富士フイルムヘルスケア株式会社との開発シナジーにより新たに開発されたQSMを搭載しています。
本稿では、SYNAPSE VINCENT Coreで利用可能なMRIアプリケーションの一部紹介と、新たに搭載されたQSMについての技術と特長について紹介します。
乳がん検診の受診者増加にともない、マンモグラフィとの併用検査としての乳房超音波検査のニーズが高まっているものの、検査精度のばらつきや、熟練した検査者の不足が課題となっている。
当社は、乳房超音波検査における検査者の負担軽減を目的として、周囲と輝度の特徴が異なる領域をリアルタイムに超音波画像上で強調する、eScreening機能の開発を行った。強調処理においては、Deep
Learningを用いた画像認識処理を導入し、さらに、強調表示の理解をサポートする当社独自の表示(eScreening Map、eScreening Graph)も備えている。
本稿では、eScreening機能について紹介し、ファントムを用いた性能評価、臨床適用例を示す。
富士フイルムヘルスケアは、一般撮影室での「透視検査」を可能にするRadnext Fluoro. Package (ラドネクスト フルオロ パッケージ) を2021年12月より日本で販売を開始した。本商品は一般撮影室の用途の幅を拡げることを目的として開発された。本技術論文では、Radnext Fluoro. Packageが提供する価値について紹介する。
詳細はこちら超音波診断装置は現代の医療において欠かせない存在であり、「画質の正確性」、「診断の再現性」、「検査の効率性」の要求は年々高まりつづけている。富士フイルムヘルスケア株式会社は、これらの臨床ニーズにこたえるべく、2022年4月、DeepInsightシリーズ2機種「ARIETTA 850 DeepInsight」、「ARIETTA 650 DeepInsight」を発売した。DeepInsightシリーズは、AI技術を活用して開発したDeepInsight技術をはじめとした新技術により、超音波画像のさらなる高画質化を実現した。本稿では、DeepInsightシリーズを支える新しい高画質化技術について説明する。
詳細はこちら富士フイルムヘルスケアは、2020年4月に販売を開始したデジタルX線透視撮影システムCUREVISTA Openに続き、X線透視下での内視鏡検査・治療に特化したCUREVISTA Apex (キュアビスタ エイペックス) を2022年4月に本邦で発売した。本論文では、CUREVISTA Apexが提供する価値とわたしたちの新たな挑戦について紹介する。
詳細はこちら2021年3月より神奈川県鎌倉市にて、一般財団法人 鎌倉病院に0.4T オープンMRI装置「APERTO Lucent Plus」をご導入いただきました。ご使用いただいている放射線科の土田圭介技師、山口彰一技師にオープンMRI装置の活用や今後の展望について取材した内容をご紹介します。
詳細はこちら2018年、われわれは64列128スライスのマルチスライスCTシステム「SCENARIA View (シナリア ビュー)」を販売開始した。本製品は、低被ばくと高画質の両立、検査効率の大幅な改善をコンセプトの柱としており、AI技術を活用して開発した画像処理機能IPV、検査効率向上技術SynergyDriveを搭載している。今回、従来のコンセプトをそのままに、心臓CT撮影時に生じる心臓の動き(拍動)による画像のブレを低減する技術Cardio StillShot(オプション)と画像再構成スピードを向上させるFOCUS Engineを新規搭載した「SCENARIA View Plus」を開発したので紹介する。
詳細はこちら天草市立栖本病院は、栖本町の地域医療の中核を担うと共に、第2種感染症指定医療機関として、新型コロナウイルス感染症患者の受け入れも行っています。
今回、新型コロナウイルス感染症重点医療機関等設備整備事業の補助金を用いて導入されたSupria Grande FRについて、また日々の感染対策について、本田秀次郎技師にお話をうかがいました。
詳細はこちら近年、高齢化に伴うMRI検査数の増加に対応するために、検査スループットを向上し、一日の検査数を増やすことが求められている。MRI検査のスループットを向上するためには、放射線技師のワークフロー改善が重要なポイントとなる。われわれは、位置決めから本撮像、解析やクリッピングなどの後処理、DICOM転送を1 Clickで実施できるAutoExam機能を開発した。AutoExamにより操作者が任意で、撮像の停止・修正・再開を行うセミオート検査も可能となり、検査スループットの向上に寄与する。本稿では、AutoExamの特長について紹介する。
詳細はこちら来る超高齢社会におけるニーズへの対応をめざしたSupriyaおよびSuprio Grandeは、2021年12月までに累計で3,000台以上を世に送り出すことができた。今回、従来のコンセプトをそのままに、さらに幅広い要望に対応するため、電源設備容量やX線管陽極熱容量、検出器列数などの豊富なバリエーションを実現するとともに、独自の技術を駆使した新製品を開発したので紹介する。
詳細はこちら左房機能は左室の負荷を鋭敏に反映する指標であり、ASE/EACVIガイドラインでも心不全の診断に大変重要視されている。当社超音波診断装置には、左房機能評価に有用な独自のDual Gate Doppler機能、再現性や検査効率の向上をめざしたAI技術を活用した自動計測機能など対応しており、本稿では形態評価だけでなく機能評価まで対応可能なアプリケーションの紹介を行う。
詳細はこちら株式会社日立製作所 日立総合病院 乳腺甲状腺外科 主任医長の伊藤吾子先生は乳腺外科医として地域の乳癌診療を担うとともに乳房超音波診断の最前線でご活躍されています。以前、Webセミナーでご講演いただいた内容をもとにエラストグラフィの有用性やARIETTAシリーズの最新機能eFocusingが乳腺領域でどのように活用できるのか、今後の展望も含めて取材しました。
詳細はこちら当社の超音波診断装置ARIETTAシリーズでは、超音波の減衰を利用したAttenuation Measurement(ATT)を搭載し、脂肪肝の評価にアプローチしている。近年、生活習慣の変化に伴う脂肪肝の急激な増加傾向にあり、肝生検にかわる脂肪肝の評価法として超音波検査が注目されている。そのような背景の中、さらなる臨床ニーズにこたえるべくATTの精度向上と撮像の簡便化の改善を行った。改善後のATTは、Echosens社のCAP(Controlled Attenuation Parameter)における高度脂肪肝症例との相関性も高まり、さらに観測ROIの設定も簡便になったことから、より多くのユーザにご使用いただけると考える。
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近年、乳房や整形外科領域等の診断目的に応じて、3次元画像を取得可能なX線デジタルトモシンセシス装置が用いられている。われわれは2016年にX線透視診断装置EXAVISTAの特長機能の一つとして、追加のビューアを用いずワンコンソールによるトモシンセシス撮影を搭載した。
本稿では、2020年にさらなる改良を加え、これまでの透視撮影機能にとどまらず、一般X線撮影やトモシンセシス撮影を実現可能な多用途システムとして開発したCUREVISTA Openを紹介する。本装置に搭載された特長的な機能であるTomoVIEW/IR搭載トモシンセシスアプリにて活用されている、①金属アーチファクトを低減する処理”HiMAR(High Quality Metal Artifact
Reduction)”、②異なる組織間のコントラストをX線透視撮影装置の撮影画像相当に変換する処理”Gmode”、③ノイズを低減する処理”RealtimeIR(Iterative Reconstruction)”の3つの高画質化・高機能化技術を実際の臨床画像例とともに解説する。
0.3-0.4テスラの永久磁石型オープンMRIにおいて詳細な脳萎縮評価を可能とするため最適化した2つの撮像シーケンスを用いて、小数例ではあるがボランティアにおいて1.5テスラMRIと比較し同等の解析結果が得られることを確認した。また、現在行っている早期アルツハイマー型認知症の識別能を検証する多施設研究では、最適化した撮像シーケンス双方において十分な識別能を有する予備解析結果を得ている。0.3-0.4テスラの永久磁石型低磁場MRIは国内での普及台数も多いため発展の余地が大きく、解析法を含め今後の普及とさらなる利活用が期待される。
詳細はこちら2021年10月に長野県松本市内に、百瀬整形外科スポーツクリニックが新規開業し、当社製0.3TオープンMRI装置を導入いただきましたので、プロスポーツチームのチームドクターとして活躍されている、院長の百瀬能成先生にMRIの活用や今後の展望について取材しました。
詳細はこちら昭和35年(1960年)、日本初の間接X線装置を搭載した検診車「日立号」を導入以来、胃がん検診の先駆的存在として著名な宮城県対がん協会。今回は、その宮城県対がん協会・がん検診センター所長 加藤勝章先生に胃がん検診とX線装置の現在と将来についてお話を伺いました。
詳細はこちら近年、腹部エコー診断において、コンベックスプローブで捉えた疾患を精査するためにリニアプローブを併用する機会が増えている。このような機会で用いるリニアプローブにはコンベックスプローブで鮮明に観察できなかった肝表面、膵臓、消化管等に存在する微かな変化を捉えることが期待されており、高い空間分解能とコントラスト分解能の両立が求められる。また、一般的にリニアプローブは視野が狭く、深部感度が低いため、胆嚢や肝臓等の臓器全体を捉えられないという課題があった。そこで、高い空間分解能とコントラスト分解能を有し、課題であった視野の狭さ、深部感度不足を改善した新型リニアプローブ(L35)を開発したので報告する。
詳細はこちら国立病院機構東京医療センターは、東京南西部目黒区に位置し、国立病院機構では最多となる約700床を有する大規模な医療施設です。人口28万人を有する目黒区に加え、近隣の世田谷区や渋谷区における高次救急医療施設として24時間体制で地域医療を支え続けられています。
2020年より世界中で蔓延した新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」という。) に対しては、早期の段階から感染症患者の受入れを開始。ワクチン接種の国内第1例でもあったことから、最前線で感染症に取り組む施設として現在4台の回診車 (Siriusシリーズ) を活用されています。
今回は、最前線の医療現場における感染症対策の経緯、回診業務における対策方法やSiriusシリーズの使いやすさについて伺いました。
詳細はこちらAI技術を活用したワークフロー向上技術SynergyDrive *1を搭載。ワークフローを効率化させる本アプリケーションを進化させて、検査時間のさらなる短縮と高画質化を実現したECHELON Smart ※ Plus *2が誕生しました。
詳細はこちら超音波診断装置FUTUS LE ※に搭載された各種技術、特長を紹介します。 超音波診断装置FUTUS LEは「Clear Image」 「Enhanced Applications」 「Simple Workflow」 をコンセプトとして、日常の妊婦健診から病棟、内診など、産婦人科のさまざまなシーンでの使用を想定し、検査をサポートする高画質技術や豊富なアプリケーションを搭載した、軽量・コンパクトな装置です。
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2011年に兵庫県芦屋市で開業した池本脳神経クリニックは、開業当初から使用されていた当社製0.4TオープンMRI装置「APERTO Lucent」を、2021年1月に最新装置「APERTO Lucent Plus」に更新いただきました。
新たに搭載された高速撮像技術“IP-RAPID”や自動化機能“AutoExam”を活用し、迅速かつ快適なMRI検査を提供されています。
さらに、MRIボア内映像投影システム「Smart Theatre」を導入。よりハードルの低いMRI検査の実現をめざされています。
CT検査をうける患者数や3D画像処理の増加から、被ばくの低減や検査効率がCT装置に求められる中、われわれは2018年に低被ばくかつ高画質、検査効率の改善、快適な検査環境の3つを柱として開発したSCENARIA View を発表した。
本論文では被検者、そして検査に携わる医療従事者の皆さまにより安心、安全で快適なCT検査をお届けするために進化した上記3つのコンセプトについて、最新技術を紹介する。
福島県立南会津病院は、南会津医療圏で唯一の病院として地域医療における中核的な役割を担っています。今回、磁遊空間誌のインタビューに同行させていただき、昨年導入されたECHELON Smart Plus ※について佐竹院長、増子整形外科医、放射線科の渡部技師長にお話をうかがいました。
詳細はこちら従来のマイクロコンベックスプローブは小さな形状による取り回しの良さから、超音波ガイド下のRFA(Radiofrequency Ablation)穿刺時などにおいて今日の臨床現場になくてはならない重要な役割を担っている。しかしながら、小さな形状による制約があり、標準コンベックスプローブに対して画質が劣るという課題があった。そこで、今回は、使いやすさを追求した形状、フュージョン(RVS:Real-time Virtual Sonography *1,1))や穿刺などのアプリケーションに対応したうえで、日常診療にも広く使って頂けるよう画質の改善に取り組んだので、これらの詳細について紹介する。
詳細はこちら一般的なMRI検査はX線CT検査よりも時間が長いことから、撮像時間の短縮が望まれている。そのため、MR高速撮像法は非常に重要な技術の一つである。われわれは、画質を維持しながら撮像時間を短縮できる高速撮像法として、信号のアンダーサンプリングと繰り返し演算処理(IP:Iterative Process)を組み合わせた新技術「IP-RAPID」を開発した。IP-RAPIDは、さまざまな磁場強度の装置で、さまざまな撮像部位、さまざまなコントラストの画像に適用できることから、多くの臨床場面に貢献できる技術である。本稿では、IP-RAPIDの特長と画像適用例を紹介する。
詳細はこちらCUREVISTA※1 Open を納入した東邦大学医療センター 大森病院 中央放射線部の大久保卓史 統括次長、関口貫人 技師長補佐のお二人に納入後の使用経験についてお話をうかがいました。
詳細はこちらX線透視撮影システムは、従来は主に消化管造影検査に使用されてきたが、現在は整形外科検査、泌尿器検査など幅広く使用されるようになった。さらに超音波内視鏡を用いたInterventional EUS(Endoscopic Ultrasonography)を含めた胆膵内視鏡治療などの低侵襲治療環境での利用も増えている。そこで、被検者を動かす必要がなく位置決めができる2WayARM機構を搭載し、汎用X線透視診断装置CUREVISTA 1) ※1のメリットを踏襲しつつ2)、現在の臨床ニーズに合わせて安全・清潔・シームレスの新しいコンセプトのもとに開発・製品化したCUREVISTA Openについて紹介する。
詳細はこちら大阪市立大学医学部附属病院は、大阪市内で唯一の大学病院であり、地域医療における中核病院として、高度な総合医療機関の役割を担っています。病床数は精神病床と合わせて980床あり、内科系・外科系・中央部門合わせて38の診療科が設置されています。
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